あれから、3年。

女士和活防災 リーダーのゆかりんです。


前日から、あまり眠れませんでした。

疲れているはずなんですが、

あの日から疲れ切っていることにも慣れてきてます。

土砂に流された車と埋まった玄関。

(*画像の転用はご遠慮ください)


『二階の窓から出られますか?』と

救助される前に、確認されました。

当時、1歳2ヶ月だった次女。

消防士さんの判断で勝手口から、

家の中に入って頂きました。


家を出るときに、

毎日セットしていた炊飯終了のタイマー音を聞いて

『あ、ごはんが炊けた』と知る。


避難した近所の家に子供たちを置いて、

家に戻りお皿にごはんをのせて、

ふりかけとラップを持って

また子どもたちの元へ。


台所が埋まっていたおじいちゃんとおばあちゃんの家に、

まだまだ流れの早い泥水が流れている中

おにぎりといただいた飲み物を運ぶ。


1次避難をしていた時に、行動していたことです。


その時、その時・・・

ベストだと思う瞬間を選びながら時間を過ごしていました。


そのあと、次々と知り合いが亡くなっていることを知り、

悲しく過ごした日もあります。

3年が経っても、忘れません。


たぶん、何年経っても忘れません。


この先、何が起きるか知らずに亡くなった人たちのこと。


これからは知ることができるんです。

二度と同じようなことが起きないようにと。


亡くなられた方々のご冥福をお祈りしながら、

生きている私たちができること。

続けていきます。

女士和活防災

地域女性リーダーが、周囲や生活・将来設計への調和を 創り活かす防災活動を目指す

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